呉市の住宅街で続く、職員が支え合う保育のかたち
認定こども園ししんでは、20代から50代まで年齢層の異なる職員が日常的に声を掛け合いながら保育にあたっている。新卒入職者も、転職組も、子育てを経て復帰した職員も同じ現場に立ち、配膳補助やお昼寝の見守り、清掃といった業務を分担しながら進めている。複数スタッフの連携で子どもを見守る体制が組まれているため、担当者が一人で判断を迫られる場面は少ない。困りごとがあれば先輩が隣について対応してくれるので、ブランクがあっても現場に入りやすい。
個人的には、「おつかれさま」「ありがとう」が飛び交う空気感が印象的だった。人間関係の風通しの良さは、こうした何気ない言葉のやり取りに表れるものだと思う。先輩保育者が現場研修を通じて実務を教える仕組みがあり、疑問をその場で解消できる環境が整えられている。未経験からスキルを積み上げていきたい人にとって、段階的に成長を実感しやすい職場だという声が目立つ。
賞与年3回・手当の厚みで生活基盤を支える
賞与は年3回、合計4ヶ月分が支給される。住宅手当・扶養手当をはじめとした各種手当も用意されており、月々の収入に安定感がある。交通費の支給に加えてバイク通勤にも対応しているため、通勤手段を自分の生活に合わせて選べる。呉市内で長く腰を据えて働きたい人にとって、待遇面での不安を減らせる設計になっている。
JR呉駅から車でおよそ6分、バスと徒歩を組み合わせれば20分ほどでたどり着ける立地にある。園の周辺には郵便局や銀行、スーパーマーケットが集まっており、勤務前後にちょっとした用事を済ませる職員も多いようだ。閑静な住宅街の中に位置し、近くには公園や緑地が広がっている。保育の現場としても、通勤先としても、日常生活と地続きの距離感で働ける場所だ。
完全週休二日制と現場のフォロー体制
完全週休二日制が導入されていて、残業も月20時間程度に収まっている。希望休が通りやすく、シフトの時間調整にも柔軟に応じてもらえるため、育児や介護と両立しながら勤務を続ける職員が実際にいる。夜勤やバスの添乗業務は発生しないので、体力面の負担が読みやすい点も見逃せない。ライフステージが変わっても働き方を調整できる余地があるのは、長期的な安心材料になる。
お子さんの急な発熱で朝から欠勤せざるを得ないとき、周囲が「大丈夫、こっちは任せて」と声をかけてくれる——そんなエピソードが職員の間で語られている。学校行事による休暇取得にも理解があり、家庭の事情を理由に肩身の狭い思いをする場面はほとんどないという。職員同士のカバー体制が日常的に機能しているからこそ、突発的な休みにも対応できている。こうした環境は、求人票の文面だけでは伝わりにくい部分かもしれない。
0歳から5歳児と過ごす日々と、外部研修で広がる学び
0歳から5歳までの子どもたちと過ごしていると、昨日までできなかった動作を突然やってのける瞬間に出くわす。季節の行事や日々の遊びの中で「やってみたい」という意欲が芽生える場面に立ち会えるのは、この仕事ならではの経験だ。認定こども園ししんは地域に根ざした園として、一人ひとりの個性に目を配りながら保育を行っている。子どもの小さな変化を見逃さない観察力が、現場を通じて自然と身についていく。
正社員には、広島県の幼稚園連盟が主催する外部研修への参加機会が用意されており、費用は園側が全額負担する。現場でのOJTと外部での学びを組み合わせることで、保育の引き出しを増やしていける仕組みだ。年齢や経験年数を問わず、子どもと関わることが好きで周囲と協力できる人であれば活躍の場はある。見学は随時受け付けているので、気になった方は一度足を運んでみてほしい。


