「太陽のように明るい場所」という掲げ方
「卓球をするきっかけとなる場所」「子どもから大人まで集まる場所」「いつも太陽のように明るい場所」という言葉を掲げて教室が開かれた。スタッフ一同で、みんなが楽しく運動できる工夫を重ねてきたという。初心者から経験者まで、幅広い生徒を迎え入れる姿勢が示されている。運動する仲間を見つけて日々の運動習慣を身につける場として位置づけられている。
個人的には、こうした理念を掲げるだけでなく、設備やレッスン内容にまで反映させている点が印象的だった。ニッタク製の卓球台や足腰に優しいレックスコートの床など、実際の設備投資が理念を裏づけている。言葉だけで終わらせない姿勢が、教室全体の雰囲気に表れているように思えた。
子どもから大人までを迎える多彩なレッスン
レッスンは初心者向けから一般向けまで用意され、個人レッスンやテーマ別レッスン、ゲーム形式のレッスンなど種類が多い。子どもを卓球好きに育てたいという親から、運動不足解消を目指す大人まで、通う目的はさまざまだ。シューズやラケットの貸し出しがあるため、道具を持たない初心者でも参加しやすい。体験レッスンも随時開催されている。
「初めてでも丁寧に教えてもらえた」という声が体験レッスンの参加者から聞かれるという。空手のスポーツ少年団が施設を利用した実績もあり、卓球以外の団体からも活用されてきた。年配の利用者からは、月2回の健康体操の講座が好評だという話も伝わっている。
生涯スポーツとしての卓球が担う役割
卓球は一人でも始めやすく、幅広い年齢層に親しまれている生涯スポーツとして知られている。競技人口の多さから、仲間を見つけやすいという性質も持っている。府中市という地域の中で、運動習慣づくりの受け皿としての役割を果たしてきた教室だといえる。近隣エリアで話題を呼んでいるという評判も広がっている。
府中市長杯に参加したスタッフの様子がブログに綴られており、地域の大会との関わりもうかがえる。第5回サンサンミニ大会では、生徒同士が対戦を通じて交流する機会が設けられた。空手のスポーツ少年団による利用は、卓球以外の地域スポーツとの接点にもなっている。健康体操の講座は、運動習慣のない年配層にも参加の入り口を提供している。
大会実績を持つ指導者の存在
店長の薄井佳氏は2017年度の新体連全国大会一般の部で優勝し、全国マスターズ大会では東京都代表を務めた経歴を持つ。全日本選手権大会のシングルスにも出場しており、競技者としての実績は明確だ。
戦型は右シェーク裏表・カット主戦型で、繊細な技術を要するスタイルとされる。中学生の頃から指導への関心を持ち、大学時代から本格的に教える仕事に携わってきた経歴がある。体の使い方だけでなく心の持ち方まで含めて指導するという方針も語られている。


