「なんとなく」を数字に変えるトラックマン練習
ボールの軌道やスピン、打ち出し角といった情報は、これまで経験値や勘で補うしかなかった。Linksが導入する最新型トラックマンは、そうした感覚の領域を高精度のデータに置き換える。プロ選手も使用するこの測定器によって、スイングの何が問題なのかが視覚的に明確になる。「数値で見てから急に上達した」という話が利用者から聞かれるのも、納得できる話だ。
半個室の打席にはシミュレーターが設置されており、実際のコースをモチーフにした映像でラウンドをシミュレートしながら練習できる。距離感や方向性の判断を実戦に近い状況で繰り返すことで、コース上での再現性が高まっていく。科学的なトレーニングと実践的なシミュレーションが1か所でそろっているのが、このスタジオの構成上の特長といえる。
予約して来るだけ、その先は打席が待っている
会員制・予約制の運営スタイルにより、来店してすぐ打席に着けるのが当たり前になっている。「以前の練習場では半分くらいの時間を待機に使っていた」という声が新規会員から届くことがあるそうで、この差は思った以上に大きい。料金プランはライト9,800円からプレミアム19,800円まで(いずれも税込)、ライフスタイルに合わせた4段階構成となっている。入会前の試し利用はビジター1コマ2,800円(税込)から可能だ。
営業は年中無休で22時まで開いているため、平日の仕事終わりでも練習時間を確保しやすい。めじろ台駅から徒歩13分、無料駐車場3台分を備えた立地で、八王子市椚田町に拠点を置く。手ぶらで通えるレンタルサービスも整えており、荷物の準備に手間をかけたくないという人の利用ニーズにも応えている。
初心者が「難しそう」を乗り越えるための設計
ゴルフを始めたばかりの段階では、何をどう練習すればよいのかわからないことが多い。Linksでは操作がシンプルな最新シミュレーターを導入し、機器の操作で立ち往生するような場面が起きにくくなっている。周囲からの視線を遮る半個室の打席配置も、初心者が気持ちよく練習を続けられる理由の一つとして挙げられている。スタッフが常駐する時間帯もあり、不慣れな方が一人で悩まずに済む体制を整えている。
基礎フォームを固めたい人、久しぶりにクラブを握り直したい人、そして初ラウンドを控えて練習したい人。それぞれの目的に合わせた使い方ができるのが、このスタジオの懐の深いところだ。正直、ここまで「入り口」を丁寧に設計したスタジオはなかなかないと思った。
ゴルフが「習慣」になる空間づくり
練習の継続には、通い続けたいと思える環境が要る。Linksのロビースペースは会員同士が自然に言葉を交わせる場所として機能しており、情報交換やショット談義が生まれやすい設計になっている。2〜3名でのグループ利用を想定した打席レイアウトのおかげで、仲間と一緒に来てそれぞれのスイングを見比べながら練習するスタイルも馴染む。「来るたびに誰かと話せる」という環境は、一人で黙々と打ち続けることが苦手な人にとって大きな後押しになる。
イベントや限定レッスンの開催も計画されており、スタジオとしての展開はまだ始まったばかり。2026年3月のオープン以来、八王子のゴルファーの間で口コミが広がりつつある段階で、今がいちばん動きやすいタイミングかもしれない。


