子どもの「聴く力」を育てることから始まるピアノ学習
「自分達が小さな頃、この様に音楽に触れていたら、もっとピアノも上達していたのではないか」——体験参加したお母さまがご主人とそう話し合ったという。ONWAスタジオは、東京都台東区松が谷に拠点を置くピアノ教室で、リトミックを組み合わせた独自のカリキュラムを軸にしている。音に反応して身体を動かすことでリズム感や読譜力を自然に身につけ、「聴く力」がピアノ演奏の土台になるという考え方だ。
少人数制によって一人ひとりの進度に合わせた指導が行き届くようになっており、焦らせずに確実な習得を促す仕組みが整っている。音楽を「感じ・理解し・表現する力」を育てることを目的に置いており、練習が苦にならない子どもを育てることが最終的なゴールでもある。「楽しい→練習する→弾ける→楽しい」という好循環の設計は、一般的なピアノ教室とは方向性がやや異なる。
目的に応じて選べる4種のクラス構成
リトミッククラス・ピアノとリトミッククラス・個人音楽クラス・大人の音楽クラスの4種が用意されており、幼児から大人まで受け入れる体制になっている。音楽エクササイズを含む身体を動かすプログラムもあり、演奏技術の向上を目的としない参加者にも開かれている点が、このスタジオの間口の広さを示している。主軸は幼児期のレッスンだが、「大人の音楽クラス」という選択肢が存在すること自体、音楽教育に対する考え方の幅を表している。
コンクールへの参加機会も設けており、発表の場を「やればできる」という自信を積む機会として捉えている。出場時の動画は公式サイトで公開されており、実際の様子を事前に確認することができる。「1年後は、こんなにも音の聞き分けが出来るようになるんだ」と驚きとともに前向きな見通しを語るお母さまの声が、成長の手触りを伝えている。
「音和」という名前が示す教室の姿勢
代表の渡辺千恵子氏が「音楽で和める空間にしたい」という思いからスタジオ名を「ONWA(音和)」と名づけた。音楽を通じて温かい輪が生まれる場という意図が込められており、技術習得の場というより、人が集まり交わる場としての機能を意識した運営がなされている。集中力・社会性など「生きる力」の育成を音楽教育に重ねているのは、このスタジオの教育観の根にある考え方だ。
台東区内の本校に加え、足立区にも分校を展開している。日比谷線入谷駅から徒歩8分、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩11分という立地で、都心からも近隣区からも通いやすい場所にある。スマートフォン決済に対応しており、支払い手段の選択肢を広げている。
大人のチームにも機能する、企業向け音楽研修
ONWAスタジオが手がけるのは子ども向けの教育だけではない。企業研修プログラムとして、生活の中にあふれるリズムを他者と共有することで人とのつながりを強化するトレーニングを提供している。個人の「聴く力」を育てるという手法を、組織の中でのコミュニケーション改善に応用した取り組みで、音楽を切り口にした研修として一定のニーズがある領域だ。
営業時間は朝9時から夜10時まで。働きながら子どもを通わせる保護者にとって、夜間の時間帯まで対応しているのは現実的に助かるという声が目立つ。問い合わせは電話とウェブフォームの両方から受け付けており、定休日の日曜・祝日を除いた時間帯であれば電話でもすぐにつながる体制をとっている。


